楚々と言う場所

2025/5/20

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─ 暮らすように訪れる場所
築100年の古民家をリノベーションしたこの空間は、海と山に挟まれた葉山の静かな場所にあります。風が通り、鳥の声や水の音がすぐそばにあって、人の暮らしと自然がふわりと重なり合うような場所です。

ここで過ごす時間は、特別なようでいて、誰かの日常の延長のような静けさがあります。そしてそれは、誰にとっても、ほんの少し“自分らしさ”を取り戻せるような時間かもしれません。

この空間は、何か特別な「体験」を提供することを目的とした場所ではありません。名前をつけすぎず、過ごし方を決めすぎず、訪れる方それぞれの“時間の流れ”にそっと寄り添えるような場所でありたいと願っています。

葉山の暮らしの中では、自然がどれだけ私たちに活力を与えてくれているかを、日々実感します。それとともに、自分の中で大切にしていた優先順位も、少しずつ変化していくのを感じます。

「当たり前の日常も、特別な毎日に。」
そんなライフスタイルを提案できる場所が、楚々です。

楚々という名に込めた想い

“楚々”という言葉には、清らかで美しいことを表現する、静かな力があります。
葉山での暮らしには、シンプルでいてどこか洗練された美しさが、自然と現れてくるような不思議があります。


楚々は、そんな生き方をそっと体現できるような、暮らす人の日常に寄り添う場所でありたいと願っています。

ライフステージの変化をきっかけに葉山を選び、暮らし始める方も少なくありません。豊かな自然に抱かれ、心と体が癒されていく中で、いつの間にか削ぎ落とされていた“本来の自分”が見えてくることもあります。

「シンプルに生きること」は、“葉山らしく暮らすこと”であり、“自分らしさを取り戻すこと”にもつながっているように思います。

楚々が、そんな日々への小さな入り口となれたら。
これからも、そんな想いを静かに抱きながら、この場所を皆さんと一緒に育てていきたいと思っています。

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