2025/11/18

― 楚々の奥にある、小さな花のアトリエ「willow」―
楚々は複合施設。
玄関からコーヒースタンド、雑貨スペースを抜けたその奥に、
静かに花の香りが漂う小さなアトリエがあります。
そこにあるのが、「willow flower stand」。
日常をちょっとだけ特別にする花にまつわるあれこれをご提案しております。
そんな言葉をコンセプトに掲げるwillowさんの花は、
生命のエネルギーが強く生き生きとしているのに、どこか静か。
華やかさの中に、日常の延長線上にあるやさしさを感じさせます。
花を飾る、というより、
花と一緒に呼吸をするような感覚。
生活の中のほんの一角に、静かに光をともすような存在です。

willowさんの花は飾るというより
「暮らしのリズム」の中にそっと溶け込むような感じです。
朝、光の角度が変わる時間。
食卓に置いた一輪が影を落とし、
部屋の空気がすこしやわらぐ。
その小さな変化の中に、
人の気持ちは不思議と整っていくのだと思います。
季節が変わるたびに花の表情も変わり、
その度に、楚々の空間にも新しい呼吸が生まれます。
枝や草花、実や影。
willowさんの選ぶ素材は、どれも自然体で、
「いま」という時間の輪郭を静かに描いています。
しなやかで風に揺れても折れない植物です。
そしてこの名前は、一柳(いちやなぎ)ご夫妻のお名前にも由来しています。
花を扱う姿勢そのものが“しなやかさ”を大切にしているお二人にとって、
柳という植物は、単なる象徴ではなく、
ご自身の在り方そのものを映す言葉でもあります。
だからこそ、willow さんの花には、
力強さの中に静かな柔らかさがあり、
どんな空間にも自然に馴染んでいきます。
風に揺れながらもしなやかに立ち続ける柳のように、
“日常の中で寄り添いながら、そっと空気を整えてくれる花”。
それが willow さんのつくる世界です。

willowさんは、鎌倉のお店、店内の花の販売に加えて、
ウェディングやイベント装花なども手がけています。
@willow.f.works では、
結婚式やパーティのための花たちが、
その空間や人の想いに寄り添うようにデザインされています。
特別な日のための花も、
日常に置く一輪の花も、
根底に流れる想いは同じ。
それは、
「花を通して、心の温度を取り戻すこと」。
楚々の空間でも感じることですが、
花には人を整える力があります。
手に取った瞬間、
その日のリズムが少しだけ変わる。
willowさんの花は、
そんな静かな変化をもたらしてくれます。

楚々では、季節の移ろいとともに、
willowさんの花も表情を変えていきます。
春は芽吹きの枝、
夏は風を運ぶグリーン、
秋は実りと影、
冬は乾いた空気に浮かぶ柔らかな白。
どの季節にも、
“そのときだけの呼吸”があります。
花が変わるたびに、店内の空気も少しだけ変わる。
それが楚々らしい暮らすという季節の移ろいです。
willowさんの花を見ていると、
「花を飾る」というより、
「呼吸を置く」という言葉が近い気がします。
日々の暮らしに余白をつくり、
視線を休める場所をつくってくれる。
花があるだけで、空間が整い、
人の時間も少しゆっくりになる。
楚々という場所が持つ“静けさ”の奥には、
いつもwillowさんの花があります。

willow フラワースタンド
📍 葉山の複合施設 @soso_hayama 内
🕊 open:月・火・水 10:00〜17:00
金・土・日 10:00〜17:30
🌿 close:木曜
📞 0467-37-6522(材木座店と共用)
📷 @willow.f.stand
特別な日の贈り物やアレンジなど是非ご相談ください。
特別な日だけではなく、
“いつもの日”を少しだけ変えてくれる花。
楚々の空間の奥で、
willowさんの花は今日も静かに息づいています。
訪れるたびに季節の香りが変わり、
同じ場所でも、どこか新しい景色が見える。
日常をちょっとだけ特別にする。
その言葉の通り、
willowさんの花は、暮らしの中に小さな光を灯してくれます。
12月開催予定のwillowさんとのクリスマスリースWSは、たくさんのお問い合わせをいただき両日満席となりました。店頭ではリースの販売も行っております。お近くにお越しの際は、ぜひお手に取ってご覧ください。

